命を頂く
先日、命を頂いてきました、いや、毎日頂いているんですが、正確に言うと、命を頂くことに立ち会ってきた、ということでしょうか
何度か、立ち会ってますが、今回は鹿です、罠にかかっている状況から、……… お肉になるまで
全てです。
料理に携わっていながら、多くの料理人は体験することは中々できません。 なかには、命を頂くということすら、考えた事のない方も多いかもしれません…
実際は、鶏でも豚、牛、魚、なんでも毎日それに
携わる人々が、直接命を頂いて、我々の厨房や食卓に届くわけです
多くの一般の人々は、考えた事もないと思います、考える必要性もないのかもしれません。 ただ、料理人である前に、人間であり、様々な命を日々頂いて、美味しく食べ、美味しく料理していることとは? 立ち会ってみなければ! そう思った
のが、きっかけでした。
書けば書くほど、長くなり、深くなり、グロテスクな描写も出てきますので、このへんで…
ただ、立ち会おうが、そうでなかろうが、命を頂くことに変わりありません、なので、頂いた命は
快く成仏出来るよう、何一つ無駄の無いよう使いきります。